why?
Android を USB 接続により Windows から操作するためのドライバは SDK Manager よりダウンロードできます。
もし、利用している Android 端末にこのドライバが合わずにインストールできないというときのためのテクニックを紹介します。
- Android SDK をダウンロード。
- SDK Manager より Google USB Driver Package をダウンロード。
- USB Viewer をダウンロード。
USB Viewer は接続されている USB デバイスの情報を列挙するためのツールです。 Windows Driver Kit に含まれているものです。検索して単体でも見つかります。
how
USB Viewer が起動できたらかなり多くの USB ポートが見つかるはずです。 USB マウスやキーボードなども検出されます。具体的に名前は出ないのでシリアルナンバーや idVendor などを元に探します。
見つかったデバイスの状態。
idVendor: 0x18D1 idProduct: 0x0002 bcdDevice: 0x0225 iManufacturer: 0x01 0x0409: "Android" iProduct: 0x02 0x0409: "EMEV" iSerialNumber: 0x03 0x0409: "0123456789ABCDEF"
さすがチャイナパッドです。お店から購入するときは N71A という製品名でしたが、シリアルナンバーが適当すぎですね。通常であればシリアルナンバーに製品名などが入っているようです。また、この EMEV というデバイスがデバイスマネージャより不明なデバイスとして検出されています。
重要なのは idVendor と idProduct の値です。これはドライバをインストールするときに、そのドライバが製品と合うものかどうか比較されます。
次に Android SDK 内の extras/usb_driver/android_winusb.inf を開いてください。
[Google.NTx86] ; HTC Dream %SingleAdbInterface% = USB_Install, USB\VID_0BB4&PID_0C01 %CompositeAdbInterface% = USB_Install, USB\VID_0BB4&PID_0C02&MI_01 %SingleBootLoaderInterface% = USB_Install, USB\VID_0BB4&PID_0FFF
こいった行が複数あります。これがこのドライバファイルと合う製品一覧になります。私の端末の場合は USB\VID_18D1&PID_0002 となります。また、私の場合、利用している OS が 64bit のため、
[Google.NTamd64] %CompositeAdbInterface% = USB_Install, USB\VID_18D1&PID_0002&MI_01
と、 amd64 下に書き加え保存します。 32bit の場合は NTx86 の下に書き加えます。
デバイスマネージャより、ドライバの更新を選び、このファイルがあるディレクトリを選択すればドライバがインストールされます。
これで adb やストレージにアクセスできます。